頑丈な家は地盤から

どんなに基礎や構造躯体が強固に造られていても、地盤が弱ければ不同沈下を起こし、建物が傾いてしまうことがあります。

グランビルではスウェーデンサウンディング方式による地盤調査を実施し、良好地盤の結果が得られなかった場合でも最適な方法を検証、改良工事を行い強固な地盤を形成します。

全ての新築物件において地盤品質保証を付けているので安心です。


荷重をムラなく地盤に伝えるベタ基礎工法

基礎はベタ基礎工法を採用しています。

ベタ基礎は建物の荷重を分散して地盤に伝えることにより、不同沈下に対する耐久性や耐震性を向上させ、液状化*に抵抗します。また、地盤面全体をコンクリートで覆うので、地盤からの湿気を防ぎ、シロアリの侵入防止としても有効です。

*液状化 … 地震の際に、地下水位の高い砂地盤が振動により液体状になる現象のこと。


工法の特色を活かして優れた耐震性能を確保

グランビルでは従来の在来軸組工法に、枠組壁工法(2×4)のメリットを組み合わせた、ハイブリッドな工法を採用しています。

柱・梁と筋違を金物で緊結する在来軸組工法は、様々な敷地に合わせた設計や大きな開口部を作るなど自由度が高く、さらに増改築しやすいのが特長です。そこに枠組壁工法の壁面で耐力を持たせる方法を組み合わせ、建物にかかる荷重を壁全体に分散させることで、優れた耐震性を確保しています。

耐力壁・金物位置等は全て構造計算により配置されるため、バランスのとれた耐震性能を得ることが可能です。


制震ダンパーで地震エネルギーを吸収

高い耐震構造に加え制震ダンパーも標準仕様で取り入れ、地震エネルギーによる建物の変形を低減させています。

ダンパーを入れることで、耐震と制震を比較した層間変位*が20%以上低減することを目標としています。

余震など繰返しの地震にも強く、使用している特殊粘弾性ゴムは経年劣化が少ないため、メンテナンスフリーです。また、温度による性能の変化が少ないので季節や環境に左右されることがありません。

*層間変位 … 建築物が風や地震などによる外力を受けて変形する時、上下の階に生ずる水平方向の相対的な変位のこと。